2009年5月31日日曜日

グッチに乗った!

 モト・グッツィの試乗に行ってきました。
 V7 CLASSICは一度試乗した事があるので、今回はGRISO 8Vに試乗。

 ボクの身長(167cm)では足付きが辛く、赤信号で、左足でニュートラル出して、右足はブレーキ、左足で車体を支えた時、信号が青になる頃にギアを入れようと思ったら、お尻を結構大きく動かさないと右足が付けないから、赤信号が連続すると大変!さらに赤だと思って停まろうとしたのに、直前で青になった時なんて!ウインカースイッチも少し遠いので、街乗りは大変そう………1200ccの車体としては小さい方らしいけど、このクラスのバイクを公道で走らせるのは初めてなので、終始ビクビクしっ放し。店舗から試乗に適した広くて気持ちの良いスポットまでの街乗り、キツかったぁ。足付きに関しては、シートが厚めに作ってあるそうなので、アンコ抜きすれば大分改善するそうです。この手のバイクに共通した、ニーグリップの位置がイマイチな感じも気になる。外車の想定してる膝の位置って、ボクじゃあ届かない場所なんだよなぁ。
 
 車格に関してはかなり向いてない事が分かりましたけど、エンジンに関してはこれはもう!素晴らしいです。
 V7CLASSICの時は、結構大きめに開けても縦軸クランク特有の車体が右に傾く感じはあまり無かったけど、さすがに1200cc、右足で踏ん張らないと危ないくらい。たぶん、サイドスタンドで停めて、誰も乗ってない状態で一気にスロットル開けたら、こける。このトラクションのかかりっぷりは、もしかして危ないんじゃないか?と思いもしたけど、走り出してみれば、なんとなんと、こんな楽しい物があるとは!
 フライホイールの横向きの力と、バイクが前進する縦向きの力が相まって、身震いしながらドドドドドドドッッ!と加速する様は、まるで生き物!フレームの剛性ガチガチに作ってないし、バーハンドルなのも、この『身震いしながら加速する生き物』っぽさに貢献してるみたい。
 古いOHVの事はよく分からないけど、OHC4バルブもヒュルヒュルと気持ちよく回り、ガンガンシフトアップしてトルクでグイグイ加速しても気持ち良いし、試乗車なのでタコメの半分も回せなかったけど、この感じでもっと回せば楽しそう。マイナーなメーカーながら、今でも濃いファンが存在し、新車が発表され続けるのも納得!こりゃあハマる!

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